研究紀要「日税研論集」 86号
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内容 | 金子租税法学の回顧と継承―金子宏先生追悼論文集― |
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発刊年月 | 2025年03月20日 |
定価 | 6,930円 |
賛助会員価格(特別会員) | 4,851円 |
賛助会員価格(特別会員以外) | 5,544円 |
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内容
「金子租税法学の回顧と継承―金子宏先生追悼論文集―」
「金子宏東京大学名誉教授が築かれた租税法学の足跡を改めて振り返り、その学問的意義を未来に継承することを目指す――」
中里実東京大学名誉教授を部会長とする共同研究会では、このテーマを掲げ、研究を重ねた。その研究成果を本号に収録する。
金子先生のご逝去を悼むとともに長年にわたるご貢献とご指導等への御礼の意を込めて発刊する金子先生の追悼論文集。
まえがき
金子宏先生の学問業績の概要 中里 実
離婚時の財産分与をめぐる夫婦の課税関係 佐藤英明
横浜国立大学時代の金子宏先生—国際課税を中心として 増井良啓
財産評価に関する金子説とその展開 渋谷雅弘
tax mix:一元的担税力と多元的担税力 浅妻章如
行政機関による情報の取得をめぐる法的理解の変遷 「行政調査」概念を手がかりとして 渕 圭吾
金子租税法学における信義則 藤谷武史
権利確定主義はどこへ―─ 法人税法22 条の2創設は何を変えたのか? 吉村政穂
国際人道税・国際連帯税の構想:地球規模課題と租税法学の空間的拡張 神山弘行
累進的消費課税の執行とプライバシー――中央銀行デジタル通貨(CBDC)に関する議論の参照 長戸貴之
景気安定化の手段としての租税制度の可能性とその限界 藤岡祐治
「租税情報開示禁止原則」について 田中啓之