相談事例Q&A

固定資産税の納税義務者

[平成27年4月1日現在法令等]

Q. 質問

 B社から木造社屋を建設するのに当社の土地を賃借したいとの申し出があり、契約することにしました。契約期間は30年です。土地の固定資産税は、当社が負担しなければならないでしょうか。

A. 回答

 土地の固定資産税は、その年の1月1日現在、登記簿又は土地補充課税台帳に所有者として登記又は登録されている者に課税されます。  ただし、質権又は百年より永い存続期間の地上権が設定されている場合は例外として、質権者又は地上権設定者が納税義務者となります。  貴社とB社との契約は30年ということですから、この例外規定には該当しませんので、土地の固定資産税は貴社が負担しなければなりません。  長期契約ですから、土地の賃貸料決定の際には十分に考慮してください。

参考条文等

地方税法 第343条


相談事例Q&A TOPへ

その他一覧へ

<税務相談室>

共催:日本税理士会連合会、公益財団法人日本税務研究センター
支援:全国税理士共栄会

<相談事例登載>

ホームページ運営:公益財団法人日本税務研究センター
ホームページ支援:日本税理士共済会

ページトップへ

この商品を削除します。よろしいですか?