※第47回の応募受付は終了いたしました
目的
租税等に関する研究の奨励、及び研究水準の向上等を目的とします。
応募論文・著書の範囲
論文等は、租税法、租税制度、租税論、租税行政、税理士制度及び租税会計に関する未公表の論文及び既公表の論文・著書とし、テーマは自由です。
未公表論文については、本賞のために日本語により執筆(共同執筆を除く)されたもので、本賞表彰式が終わるまでの間、いかなる媒体にも公表されることがないものとし、執筆の形式及び字数については、以下のとおりとします。
- 形式:
A4判横書き(40字×30行=1,200字)、原則としてMicrosoft Wordで作成されたもので、文字サイズは10.5ポイントとします(本文以外はこの限りでない)。 - 字数:
- 研究者の部:44,000字まで
- 税理士の部:22,000字まで
- 実務家の部:22,000字まで
- 一般の部 :18,000字まで 《字数厳守》
- 文字数は、本文・脚注・図表の合計とします。それ以外の表紙・目次・写真・参考文献等は、文字数に含めないものとします。
- 図表は1ページ及び1ページの4分の3を超えて1ページに満たないものは1,200字とみなし、1ページの半分を超え4分の3以下のものは900字、1ページの4分の1を超え半分以下のものは600字、1ページの4分の1以下のものは300字とみなします。
既公表論文、著書(論文を内容とするもの)については、2023年1月1日から12月31日までの間に公表・刊行された日本語によるもの(共同執筆を除く)で、2022年12月31日以前に公表の論文が含まれる論文集、単なる実務上の解説書の域を出ていないもの、改訂版、翻訳物及び辞(事)典類並びに本賞以外の賞に応募したものは含めないこととします。
1年を超える連載論文又は著書からなるものについては、連載又は刊行完結が2023年内のものを対象とします。
※本賞以外に応募した論文等並びに形式基準を満たしていない論文等は受け付けません。
応募者の区分
論文等の応募区分は、次のとおりです。
(1) 研究者の部
A部門:大学(短大を含む)の教授、准教授、講師
B部門:大学の助教、助手、大学院生(A部門以外の者)、及びこれらに準ずる者
(2) 税理士の部
税理士会会員
- 公認会計士、弁護士、その他租税等実務に携わる者(税理士会会員を除く)
- 国税・地方税、または法曹に携わる公務員
- 税理士事務所職員
- 1~3に準ずる者
(4) 一般の部
社会人(上記(1) ~(3)以外)、及び大学・短大生
応募者の区分は、未公表論文については2024年2月1日の現況、既公表論文・著書については公表時の現況により、それぞれ判断します。
なお、上記の(2)、(3)、(4)に該当する者が、大学院生である場合には、研究者の部B部門の大学院生とみなします。
提出方法・募集期間
- 応募者は、論文等及び要旨(1,600字以内、A4)各4部に、必要事項を記入した応募票を添付して日本税務研究センター「日税研究賞」係宛てに提出してください。また、未公表論文については、併せて当該論文及び要旨と同内容のデータ(CD-R・USBメモリ等の電磁的記録物)を提出してください。
- 著書については、「はしがき(序文)」をもって要旨に代えることができます。
- 応募点数は、応募者1人につき論文等1点とし、提出された論文等は返却しません。
- 応募期間は、2024年2月1日から3月31日(必着)までです。
選考・結果通知
- 学識経験者で構成する選考委員会において、論理性、実証性、独創性を基準に選考を行います。
- 選考結果は、2024年7月10日までに、応募者本人宛に文書で通知します。
- 選考に関するお問い合わせには応じかねます。
授賞の種類・賞金額
授賞の種類及び賞金は、次のとおりです。
<未公表論文>
- 研究者の部
- 日税研究賞最優秀:1,500,000円
- 日税研究賞優秀:500,000円
- 日税研究賞入選:200,000円
- 税理士の部
- 日税研究賞最優秀:1,000,000円
- 日税研究賞優秀:500,000円
- 日税研究賞入選:200,000円
- 実務家の部
- 日税研究賞最優秀:1,000,000円
- 日税研究賞優秀 :500,000円
- 日税研究賞入選 :200,000円
- 一般の部
- 日税研究賞最優秀:500,000円
- 日税研究賞優秀 :200,000円
- 日税研究賞入選 :100,000円
<既公表論文・著書>
- 研究者の部
- 日税研究賞特別賞:500,000円
- 日税研究賞奨励賞:200,000円
- 税理士・実務家・一般の部
- 日税研究賞特別賞:500,000円
- 日税研究賞奨励賞:200,000円
なお、選考委員会において上記の授賞に準ずると認められたものについては、選考委員会賞を授与することがあります。授賞者には、賞状と記念品を贈ります。
表彰
表彰は、2024年7月の日税連定期総会において、賞状及び賞金を贈呈することにより行います。
公表
- 上記の賞を授賞した未公表論文のうち優秀なものについては、日税研が発行する著作物に収録して、広く一般に公表します。
- 授賞論文のうち、1.により公表したものに係る著作権(出版権)は日税研に帰属することとし、執筆者が当該授賞論文を日税研が発行する著作物以外の媒体により発表しようとするときは、予め日税研の了解を得ることとします。
- すべての応募論文等名については、選考経過の報告にあたり、その報告書に記載することがあります。
選考委員
<委員長>
- 村井 正 氏(関西大学名誉教授)
- 神野 直彦 氏(東京大学名誉教授)
- 中里 実 氏(東京大学名誉教授)
<委員>(五十音順)
- 安藤 英義 氏(一橋大学名誉教授・専修大学名誉教授)
- 池上 岳彦 氏(立教大学経済学部教授)
- 岩﨑 政明 氏(明治大学大学院法務研究科教授)
- 岡村 忠生 氏(京都大学名誉教授)
- 加藤 眞司 氏(日本税理士会連合会専務理事)
- 佐藤 英明 氏(慶應義塾大学大学院法務研究科教授)
- 末吉 幹久 氏(日本税理士会連合会調査研究部長)
- 首藤 重幸 氏(早稲田大学名誉教授)
- 髙橋 祐介 氏(名古屋大学大学院法学研究科教授)
- 竹内 信仁 氏(名古屋大学名誉教授)
- 田近 栄治 氏(一橋大学名誉教授)
- 田中 治 氏(大阪府立大学名誉教授)
- 谷口勢津夫 氏(大阪学院大学法学部教授)
- 成道 秀雄 氏(成蹊大学名誉教授)
- 西山 由美 氏(明治学院大学経済学部教授)
- 平井 貴昭 氏(日本税理士会連合会税制審議会専門委員長)
- 藤谷 武史 氏(東京大学社会科学研究所教授)
- 増井 良啓 氏(東京大学大学院法学政治学研究科教授)
- 宮本十至子 氏(立命館大学経済学部教授)
- 矢内 一好 氏(元中央大学商学部教授)
- 弥永 真生 氏(明治大学大学院会計専門職研究科専任教授)
以上
<お問い合わせ・応募先>
公益財団法人日本税務研究センター 「日税研究賞」係
〒141-0032 東京都品川区大崎1-11-8 日本税理士会館1階
TEL:03-5435-0912 / FAX:03-5435-0914
日税研究賞